Instagramを始めた理由と初期の状況
2023年11月、Xに続いてInstagramを開始
私がInstagramを始めたのは2023年11月14日。ちょうどX(旧Twitter)の1つ目のアカウントを作成してから3週間後のことでした。 当時は「画像だけでどこまで反応があるのか」を探るような気持ちで、投稿スタイルも手探り状態でした。 ただし、最初からハッシュタグは10個以上を盛り込むスタイルで、ストーリーズも手探りながら積極的に活用していました。
最初はまったく伸びなかった…“静かな3ヶ月間”
正直に言うと、最初の3ヶ月ほどは大きな反応がありませんでした。 Xのフォロワーや同業の仲良しさんが見に来てくれる程度で、フォロワーの増加も緩やか。 いいねやコメントも少なく、「Instagramは難しい」と感じていました。 ただ、その間も毎日のように投稿を続け、データを蓄積していったことが、後々の伸びにつながっていたのだと思います。
Instagramで実際に投稿しているアカウントはこちら:
投稿内容と照らし合わせながら読んでいただけるとより伝わるかもしれません✨
\KaedeのInstagramだよっ💕 /
バズの転機|2024年1月のリール投稿で流れが変わった
2024年1月9日と1月22日に投稿したリールが伸びた理由
2024年1月9日のリール動画
転機となったのは2024年1月。 この時期に投稿したリールでは、**Instagram内でバズっていた投稿の“テンプレートを使用”**し、トレンドの音楽を組み合わせるという手法を試しました。
1月9日のリールは、Xで反響のあった投稿画像をいくつか集めて、バズっている他の投稿のテンプレートに当てはめ、音楽も人気トラックを選んで作成。 それでも閲覧数は10万超え、いいね2141件、リーチ5万超え、保存703件という結果に。


2024年1月22日のリール動画
さらに1月22日に投稿したリールは、閲覧数25万、いいね5859件、リーチは11万7000超え、保存数1264件、コメント180件と、明確なバズとなりました。 このリール1本でフォロワーが500人増加したのも大きな出来事でした。
当時はいいねが100を超えるだけでも嬉しくてスクショを撮っていたほどだったので、この反応には本当に驚きました。 アカウント全体の動きが変わったのも、この2本のリール投稿以降だったと思います。
この頃に投稿したリールでは、明確なバズというよりも、“想像以上に見られた”という感覚が強かったです。 特に、海外からの反応が急に増えたのもこのタイミングで、日本語コメントに加え、英語・スペイン語・ポルトガル語など多言語でのリアクションが急増。現在ではさらにイタリア語・ドイツ語・トルコ語・中国語・韓国語と世界各国の方々からコメントいただくようになっています。
なぜこのリールが伸びたのかを振り返ると、以下の要素が共通していました:
- 見る人の“想像”を刺激する構図(挑発的すぎないセクシーさ)
- 表情が自然で、非作為感があった
- サムネイルの第一印象が強かった



Instagram公式も、リールは「新しいオーディエンスにリーチし、世界規模で自身を表現できる手段」として導入したと発表しています(公式発表はこちら)。
間違えて削除した投稿も実は“バズりかけていた”
そしてもう一つ、同じ1月のある日、間違えて削除してしまった投稿がありました。 投稿後に急激にリーチが伸び始めていたのですが、タグ編集のつもりが誤って消してしまい、非常に悔しい思いをしました💦
この件を通して、「今、何が伸びるかは誰にも読めない」「ひとつの投稿で状況が変わる可能性がある」ということを身をもって知りました。
「動画は面倒」と思っていた私が学んだこと
元々私は動画投稿が苦手で、「リールより画像が楽だし好き」というタイプでした。 ただ、あの時期の伸びを経験してから、「リール動画が“きっかけ”になることもある」と考え方が変わりました。
今でもメインは画像投稿ですが、きっかけ作りとして時々リールを使うようになりました。 やってみて気づいたのは、
- 編集は最低限でOK(スマホ内で完結)
- サウンドは“人気順”から選ぶだけでも十分
- 完璧さよりも“勢い”や“雰囲気”が重要 ということ。
これに気づいてからは、動画に対するハードルがぐっと下がりました。 (ただやっぱり、めんどくさいのが本音ではありますが……)
また、Instagramの公式アルゴリズム解説でも「リールは視聴行動に基づいてより広い層に届けられる」と明言されています(参考:Instagram Ranking Explained)。
フォロワー3.7万人に到達するまでの時系列と投稿戦略
2024年8月〜2025年4月のフォロワー推移
Instagramを始めてから約1年5ヶ月でフォロワーは3.7万人に到達しました。 以下は主なフォロワー数の推移です:
バズったリールの影響で一気に拡大
定期投稿と海外リーチが増え始める。
FanvueやPatreonとの連携投稿も影響。
海外からのフォロワーとコメントが目立ち始める。
クリスマス時期。冬の投稿が好調。
ファンの定着+安定していいね1,000前後
投稿戦略が定まり、継続成長中

伸びた投稿と伸びなかった投稿の特徴比較
ここでは、私自身のInstagram投稿をもとに、自己分析した「伸びた投稿」と「伸びなかった投稿」の違いについてまとめます。
まず伸びた投稿に関して、一番わかりやすいのは朝のエプロン姿シリーズです。 これは最近ではほぼ毎朝投稿しており、非常にありがたいことにいいねが1,000を超えるのが当たり前になってきています。
また、Instagramのアルゴリズム的にも「コメントに返信する」ことはアカウント評価を上げるとされており、 私はできる限り全てのコメントに返信するよう心がけています。 (Instagram公式が明言したわけではないですが、実際コメント返信が多いとエンゲージメント率が高く保たれる印象があります。)
伸びた投稿に共通していたこと | 伸びなかった投稿に共通していたこと |
---|---|
カメラ目線やポージングが自然で“リアル感”がある 高画質で明るい、服装に清潔感や色気がある 投稿文に英語+日本語を併記(海外ユーザーからの反応が多いため)朝投稿、特定のシリーズ(エプロン姿など)に統一感がある コメントを返してコミュニケーションをとっている | 露出が少ない(もちろん内容によりますが、ユーザーの反応が落ちやすい) 表情や構図が単調で、目を引かない 投稿文が短く、明らかに“義務感で書いた感”が出ていた日(仕事が忙しくてやる気のない日など) 室内が暗く、雰囲気が伝わりにくい |
やはり、気持ちが乗っていない投稿やパッと見のインパクトが弱いものは、数字にもはっきり反映されている気がします。
リール動画との連動や投稿タイミングによっても反応は大きく異なる印象でした。
写真9割、ハッシュタグなしでも伸びた理由
意外と見落とされがちですが、私の投稿の約9割は“静止画”です。 そしてここ半年以上、ほとんどハッシュタグをつけていません。 それでも伸びた要因は以下のように考えています:
- 画像だけで「スクロールを止める」力がある構図や服装
- 日本語・英語を使ったコメント欄の工夫
- プロフィールのリンクや固定投稿による動線づくり
つまり、「おすすめ欄(Explore)に乗るかどうか」で運命が分かれる中で、画像自体の力+プロフィール設計+タイミングが鍵だと感じています。
アナリティクスで見るフォロワーの傾向と特徴
性別・年齢層・国別データ(36,000人時点)
Instagramのインサイト(2025年4月11日時点/フォロワー数 約36,900人)をもとに、 性別・年齢層・国別の傾向を以下にまとめます:
👥 性別:
- 男性:94.0%
- 女性:6.0%
※フォロワーの大半が男性で構成されています。画像のテイストや投稿タイミングもこの層に最適化しています。
でも女性が6%(約2,200人もいるのがうれしいですっ💕ありがとうございますっ💕)

📊 年齢層(年齢順に掲載):
- 13〜17歳:0.5%
- 18〜24歳:6.2%
- 25〜34歳:20.2%
- 35〜44歳:25.2%(最多)
- 45〜54歳:22.8%
- 55〜64歳:16.7%
- 65歳以上:8.4%
この年齢層の多さは、ある程度“狙い通り”でもあります。
投稿のトーンやスタイルは、視覚的に落ち着きがありつつも華やかさを意識しており、30代後半〜50代のユーザー層に届きやすい設計になっています。
特に“日常に少しだけ非日常を添える”ような演出が、この世代の関心にマッチしているのかもしれません。

🌍 国別(過去30日間):
- インドネシア:13.1%(最多)
- 日本:9.5%
- アメリカ:8.0%
- 台湾:6.1%
- インド:5.2%
※東南アジア圏からの反応が目立ちます。トレンドに乗せたリールや、英語・日本語併記のキャプションがこの傾向に貢献していると考えられます。
フォロワーの国別分布を見ると、インドネシア、日本、アメリカが上位を占めています。特にインドネシアからのフォロワーが多いのは、投稿の視覚的な魅力や、英語と日本語を併記したキャプションが多言語ユーザーにアピールしているためと考えられます。また、アメリカやヨーロッパ諸国からのフォロワーも増加傾向にあり、投稿時間を各国のアクティブ時間帯に合わせることで、さらなるリーチ拡大が期待できます。

1日150〜250人ずつフォロワーが増える理由3選
私のInstagramでは、ここ数ヶ月、1日あたり150〜250人ほどのフォロワー増加が安定して続いています(例外日はあるものの、平均的な数字として)。この背景には、いくつかの要因が組み合わさっていると自己分析しています。
投稿の一貫性と頻度
まず一つは、投稿の一貫性と頻度。
私はほぼ毎朝、決まった時間に「エプロン姿シリーズ」などの定番フォーマットで投稿を行っています。ユーザーにとっては“今日はどんな朝なんだろう?”と期待してもらえる存在になることが、継続的なリーチとフォローに繋がっているのではと感じます。
海外フォロワーの流入
Instagramのインサイトによると、フォロワーの多くはインドネシア、日本、アメリカ、台湾、インドといった多国籍ユーザー。投稿キャプションに日本語+英語を併記するスタイルや、視覚的に伝わる画像を意識してきたことが、この層からの反応を生んでいます。
コメントへの丁寧な返信
さらに見逃せないのが、コメントへの丁寧な返信です。
可能な限り、もらったコメントにはハートマークだけでなく、短くても返信をするよう心がけています。Instagram公式のヘルプでも「エンゲージメントの促進にはコメント対応が重要」とされており、実際にコメント返信を増やすことで投稿の表示頻度が上がる実感があります。
アクティブな時間帯と投稿タイミングの工夫
Instagramのインサイトによると、私のフォロワーが最もアクティブなのは「0時」「21時」「18時」などの夜から深夜にかけての時間帯です。
この傾向を踏まえて、私は投稿を朝と夜の2回に分けることが多くなりました。
特に朝は“おはよう”投稿として、「エプロン姿」「コーヒー」「朝食」といった日常をテーマにした内容を中心に構成。対して夜は、“おつかれさま”や“今日もありがとう”の一言を添えて、1日を締めくくるようなトーンで投稿しています。
このように、フォロワーのアクティブ時間に合わせて投稿タイミングを調整することで、インプレッションの初速が安定し、より多くのユーザーに表示されやすくなっていると感じています。

Instagramのインサイトによると、私のフォロワーが最もアクティブなのは「0時」「21時」「18時」などの夜から深夜にかけての時間帯です。
この傾向を踏まえて、私は投稿を朝と夜の2回に分けることが多くなりました。
特に朝は“おはよう”投稿として、「エプロン姿」「コーヒー」「朝食」といった日常をテーマにした内容を中心に構成。対して夜は、“おつかれさま”や“今日もありがとう”の一言を添えて、1日を締めくくるようなトーンで投稿しています。
このように、フォロワーのアクティブ時間に合わせて投稿タイミングを調整することで、インプレッションの初速が安定し、より多くのユーザーに表示されやすくなっていると感じています。
まとめ|Instagramは“積み重ね”で伸びていく
Instagramのアルゴリズムや流行は常に変化しますが、私がこの数ヶ月で実感したのは「毎日続けること」「自分らしさを保つこと」の2つがとても大切だということでした。
私のアカウントも最初の3ヶ月間はまったく反応がなかったですし、途中で何度も迷いながら、それでも投稿を重ねてきた結果、フォロワーが3万人を超えるまでになりました。
画像の構図、投稿のタイミング、キャプションの書き方、どれも最初から正解はわかりません。でも、毎日の“記録”や“試行錯誤”がやがて“信頼”や“ファン”に繋がる。それがInstagramの面白さでもあると今は思えます。
Instagramで実際に投稿しているアカウントはこちら:
投稿内容と照らし合わせながら読んでいただけるとより伝わるかもしれません✨
さらに知りたい方へ|コメント対応や海外フォロワーとのやりとりのコツをNoteで公開予定
この記事では主に投稿戦略やフォロワー推移を中心にご紹介しましたが、
実は「コメント対応」や「海外ユーザーとのやりとり」「英語が苦手でも伝えるコツ」など、日々の運用で気づいた小さな工夫がたくさんあります。
こうした“実践的ノウハウ”については、後日Noteで詳しくまとめる予定です。
興味のある方は、ぜひそちらもご覧いただけたら嬉しいです。
実際のInstagramの投稿
📸 こちらが、Instagramで11,000以上のいいねと500件超のコメントを集めた“朝のエプロン投稿”です。
本記事でご紹介したような、投稿時間・表現の工夫・海外ユーザーとのやりとりがどのように反応につながるか、ぜひ参考にしてみてください。
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