※補足:
当サイトにあるX(旧Twitter)アカウントは、本記事内で触れている凍結されたアカウントです。現在は閲覧できませんが、当時の運用実態と凍結経緯を記録する目的で、あえてリンクはそのままにしています。
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3回の凍結履歴|私のアカウントと使用環境
初代アカウント @AIbeauty_NO1 | 2代目アカウント @kaede_ai_beauty | 3代目アカウント @AIbeauty_kaede | 4代目アカウント @kaede_ai_luxe | |
---|---|---|---|---|
最大フォロワー数 | 11,000人 | 14,000人 | 9,000人 | 0人 |
アカウント作成日 | 2023年10月 | 2024年4月 | 2024年12月 | 2025年4月 |
アカウント状況 | シャドウバン | 凍結 | 凍結 | 凍結 |
シャドウバン or 凍結日 | 2024年3月 | 2024年11月 | 2025年4月 | アカウント作成日 から数日 |
仕様端末 | iPhone メインノートPC | iPhone メインノートPC | Androidスマホ 別のノートPC | iPhone |
通信環境 | いろんなところ | いろんなところ | 別の回線 | iPhoneの回線 |
プレミアム契約状況 | プレミアムプラス | プレミアムプラス | プレミアムプラス | 契約せず |
@kaede_ai_beauty|2代目アカウント(フォロワー13,000人)
使用端末:iPhone+普段使いのノートPC
通信環境:いろんなところ
状況:プレミアムプラス加入済。アカウント作成後半年ほどで凍結。
誕生日目前での初めての凍結なので、ショックが大きく何度も異議申し立てをしていますが、テンプレート通りの返答しかありません。


@AIbeauty_kaede|3代目アカウント(フォロワー9,000人)
使用端末:Androidスマホ+別のノートPC
通信環境:別の回線(自宅Wi-Fiを使わず、会社の2回線から@kaede_ai_beautyと違うものを使用。カフェでは通常テザリングするが、ある日フリーWi-Fiを使用)
状況:プレミアムプラス加入済。投稿内容は前アカウントとほぼ同じ。
初代と2代目のアカウントとは完全に別のAndroidスマホとノートPCで、同じWi-Fiを使わず、会社になぜかネット回線が2個あるのでそれも違う回線を使用していたのですが、上記のとおり、よく行くカフェのフリーWi-Fiを繋げてしまった。
阪神タイガースの事をたまに政治系の事を発言していたので、ヘイトは溜まりやすい状況ではある。


@kaede_ai_luxe|4代目アカウント(作成後2日放置→即凍結)
使用端末:iPhoneのみ
通信環境:@AIbeauty_kaedeが凍結されたときと同じカフェWi-Fiに、同じノートPCからうっかり接続(好奇心でログインした瞬間、即凍結)
状況:投稿前に凍結
@AIbeauty_NO1|シャドウバン中の初代アカウント
状態:1年以上シャドウバン継続中。投稿自体は可能。
端末:iPhone+ノートPC(2代目凍結アカと同じ)
備考:同端末で運用中の企業用・プライベート垢は影響なし
状況:プレミアムプラス加入済。
なぜ凍結されたのか?私なりの検証と考察
同じ端末・カフェWi-Fi・投稿傾向が重なった結果?
2回目と3回目は、使用端末や通信環境が異なるにもかかわらず、投稿の雰囲気やキャラ設定などが類似していた。さらに、凍結時に同じカフェWi-Fiにうっかり接続していたことも共通点として浮上。
信頼性スコア vs リスクスコアという仮説モデル
Xでは、「信頼性スコア(良い行動によって蓄積)」と「リスクスコア(不審な挙動によって加算)」の両軸が存在し、それぞれのバランスで凍結判定が行われていると考えられる。
信頼性スコアを上げる要素 | リスクスコアを上げる要素 |
---|---|
長期間の正常運用 自己紹介やプロフィール画像の設定 高品質なエンゲージメント(いいねやリプのやり取り) プレミアム加入 | センシティブ投稿(画像・文言) 過去の警告・凍結歴 類似アカウント(名前・アイコン・投稿内容) 同じ端末・IP・Wi-Fiの使用 トレンドやバズを狙った不自然な投稿行動 センシティブアカウントとの相互アクション |
Grokの回答からわかる補足情報
- センシティブフラグは「削除しても履歴に残る」可能性がある。
- センシティブなアカウントと頻繁にやり取りするだけでも誤検知される可能性。
- 同じビジュアル・構成の投稿が続くとAIにより“類似アカウント”としてまとめてフラグ管理される。
- 一度「ブラックリスト扱い」になると、解除や再評価が非常に困難になる可能性も。
- プレミアム加入者であっても、リスクスコアが蓄積されれば優遇対象から外れる可能性がある。
- Grokの説明では「AI投稿者=リスク」とは断定しておらず、複数の要素の組み合わせでフラグが立つとされている。
複数アカ運用で“類似性フラグ”が立った可能性
私の複数アカウントは、名前・アイコン・投稿内容が似ていた。これによりX側のアルゴリズムに「同一人物による意図的なアカウント増殖」と判定されてしまった可能性。Grokの見解によると、こうした“アカウント間の類似性”もAIによって検知され、誤判定されるリスクがあるとのこと。
他のアカウントはなぜ生き残ったのか?
企業・プライベート垢に共通する“無難さ”
凍結を免れているアカウントには、投稿が日常的・業務的であり、過激性やAI的表現が控えめという共通点がある。投稿内容が保守的であれば、アルゴリズムによる誤検知リスクも減る可能性がある。
スコアが加算されにくい運用とは?
- 画像のセンシティブ度が低い
- 同一人物を感じさせる要素が少ない(投稿頻度・内容の幅)
- 海外ユーザーとの過度なやりとりが少ない
- センシティブな他アカとのやり取りがない
今後新アカウントを作るなら避けるべき“地雷要素”
- 過去の凍結アカと同じIP・端末・Wi-Fi
- 似たアイコン、同じキャラ設定
- 短期間で急激にフォロー・投稿を行う
- センシティブ寄りの内容を続けて投稿する
Xは誰を残し、誰を排除しようとしているのか?
「凍結祭り」当日のXトレンドと世間の声
2025年春には「凍結祭り」という言葉がトレンド入りするほど、多くのアカウントが一斉に凍結・ロックされた。AIアカウントのみならず、グラビア系・出会い系・アフィリエイト系、さらには普通の日常投稿アカウントまで対象になっていた。
「本人投稿・AV垢」が生き残る理由とは?
センシティブな投稿を繰り返しているにもかかわらず、削除されないアカウントもある。多くは「本人による投稿」「センシティブ設定済」「収益が高い」などの要因が関係していると見られる。Grokの見解でも、センシティブ投稿でも収益性が高いアカウントや、規約上“自己申告による明示”が行われているものは優遇される傾向がある。
Xの基準が見せる“恣意性”と“収益優先”の傾向
AI投稿者に限らず、オリジナリティがない類似アカウントや、低収益と判断される無名投稿者に厳しい対応がなされる一方、有名人やフォロワー数・収益性の高いアカウントは比較的温存されている印象がある。
Grokも「透明性には限界がある」と指摘しており、内部基準はブラックボックスに近い。センシティブ投稿であっても、収益性が高く、センシティブ設定を適切に行っていれば“生き残れる”可能性があることから、Xの基準は一貫性よりも収益性や影響力重視の傾向が強いと推測される。
※この章の内容はあくまで一個人の検証・推測に基づいたものであり、X公式が公表した情報ではありません。Grokから得られた一般的な知見も含まれています。
私が考える“安全な投稿運用”と今後の選択
複数アカウントを使うなら“明確な使い分け”を
私のように複数アカウントを持つ場合、それぞれの“キャラ分け”が重要です。
名前・投稿・アイコンが似ているだけで、XのAIに「同一人物による運用」と見なされてしまうリスクがあります。
おすすめの使い分け例:
- メイン垢:作品公開+ファン向け告知
- サブ垢:日常+裏話
- 広報垢:告知+URL拡散専用
投稿の“間”をあける戦略
新しいアカウントを作成した直後は、過剰な投稿やフォローを控えることが推奨されます。
一気に行動すると「スパム的活動」と判断されやすく、最悪の場合は“アカウント停止待機”のような監視対象になることも。
私も、次回新アカを作る際は、数日間「見る専」で放置しながら慎重に動かすつもりです。
最終的には“自分の居場所”を持つべき
SNSは便利で影響力もありますが、今回のように突然消えるリスクを抱えています。
だからこそ、自分で管理できる場所=公式サイト・ブログ・会員制ファンサイトを持つことが必要だと強く実感しました。
ファンとの関係を深めるだけでなく、自分の世界を守るための“拠点”として、今後も私のホームページを充実させていくつもりです。
それでも私は発信を続ける
一度や二度の凍結では終わらない
今回の経験で、X(旧Twitter)の運用リスクや、プラットフォームに依存する危うさを改めて痛感しました。
でも、ここで止まるわけにはいきません。
私が発信を始めた理由は、誰かを楽しませたい、何かを届けたいという思いからでした。
たとえ凍結されても、シャドウバンされても、場所を変え、方法を工夫しながら発信を続ける。
それが今の私の答えです。
自分の世界を守るためにできること
- 公式サイトやブログを持つこと
- 複数のSNSを活用して「リスク分散」すること
- ファンとの直接的なつながりを大切にすること
- 一時的なバズに流されず、長期的に信頼を積み上げること
これからも、私は「SNSだけに頼らない発信基盤」を育てながら、一歩ずつ前に進んでいきます。
X復活もまだ諦めていない
もちろん、今もXの凍結解除を完全に諦めたわけではありません。
異議申し立ては継続中で、今後も機会を見ながら復活への道を探っていくつもりです。
たとえ戻れなかったとしても、新しい形で、また別の場所で、皆さんに出会えるように。
発信は、止めたら終わり。
続ける限り、きっと何かが生まれる。
そう信じて、これからも発信を続けます。